11.12年目の「SECTION1-2-3」上映会 &向島ロケ地ツアー

現代美術製作所

日 時:3/30( 土 )
1.上映会 13:00-14:00(開場 12:30)
 2.ロケ地ツアー 14:30-17:00
 3.意見交換 17:00-18:00
場 所:2019年春、東向島でスタートする新スペースを予定
  ※詳細は後日ウェブサイトにて
参加費:500 円(上映会・ツアー参加費含む /どちらかのみ参加の場合も同額)
予 約:不要
連絡先:caf@anewal.net / 070-5013-3820(曽我)
WEB:https://caf.anewal.net https://seisakusyo.exblog.jp
 https://www.facebook.com/seisakujyo/

まだ向島にスカイツリーが影も形もなかった頃、どこからともなく現れ、街中に居場所を探してさすらう二人のスケートボーダーと、彼らを慕う一人の地元少年を巡る物語。
品川亮監督が2007年に製作した「SECTION1-2-3」は、アサヒ・アートフェスティバル2007において、現代美術製作所の参加企画〈向島芸術計画2007〉の一環で制作されました。映画の撮影では、主人公に本物のスケートボーダーを起用し、柄本佑やのほか、地元住民やアーティストを交えた多彩な出演者を起用、隅田川、東向島、京島、そしてスカイツリーの建設用地など、向島の各所で大胆なロケを敢行しました。
今回の企画では、品川監督を招いて「SECTION1-2-3」の12年目の再上映を行うとともに、ロケ地を巡るタウンツアーを実施。映画を通して近年の向島エリアの様々な変化を検証しながら、これからの街中における居場所や拠点のあり方について、ご一緒に考えてみたいと思います。

ゲスト:品川亮(映画監督、映画評・書評家)、金善美(社会学者)
ロケ地ツアーガイド:北條元康(NPO向島学会副理事長 / ポスト工務店BUGHAUS棟梁)、曽我高明(現代美術製作所)

品川亮(しながわ りょう):1970年、東京生まれ。編集者、ライター。元「STUDIO VOICE」編集長。長編監督作品『亡霊極道』(ゆうばり国際フンタスティック映画祭2004)、2007年2月、短編オムニバス『over8』の一作品として、「結晶都市」を公開(シネマアートン下北沢)。東映アニメーションより『画ニメ』シリーズとして、H・P・ラブクラフト原作『ダニッチ・ホラー』を監督。近年は川本ケン名義で映画評、書評なども執筆している。

金善美(キム スンミ):社会学者。著書に「下町らしさのパラドックスを生きる-変貌する東京インナーシティーのエスノグラフィー」(2018年)。2019年より、成蹊大学文学部現代社会学科専任講師。

【当日スケジュール】
13:00 開場
13:30-14:30 解説に続き上映会
15:00-17:00 ロケ地ツアー(東向島・鳩の街・京島など) 
17:00-18:00 振り返りと意見交換